毎年開催しております「冬季連続講座」。今年は3月に開催します。
今年のテーマは ~ 語れなかった満州 … 個人の記憶を社会の歴史に ~
参加には事前申し込みが必要です。お電話にてお申込み下さい。電話:0265-43-5580
例年、多くの申込みをいただきます。
日程、テーマ
3月2日(土)
午後2時~3時半
〈テーマ〉
満州移民と「大日向村」
-三つの大日向をたどって
講座内容
モデル分村として注目された大日向村開拓団。大工原さんは町職員として資料の保存・整理に長年携わりながら、地域の人々の歩みを見つめてきました。送出を決めた母村の状況・満州の開拓村・戦後再入植の軽井沢、3つの「大日向村」をたどります。
講師
佐久穂町教育委員会
文化財・芸術係
大工原千恵氏
3月9日(土)
午後2時~3時半
〈テーマ〉
引揚げと性暴力を語り継ぐ
-満蒙開拓と「彼女たち」の戦後
満洲や朝鮮半島では、敗戦前後より数多くの性暴力が発生しました。被害を受けた女性たちは何を経験し、どのような戦後を送ってきたのでしょう。彼女たちが残した声に耳を傾けながら、そのような過去を次世代に語り継ぐ意義と方途を考えていきます。
京都大学
非常勤講師
山本めゆ氏
3月23日(土)
午後2時~3時半
〈テーマ〉
いま、戦争の記憶の継承と平和の意味を考える
-平和ミュージアムの役割
立命館大学国際平和ミュージアムの名誉館長であり「平和のための博物館国際ネットワーク」の諮問理事でもある安斎氏。平和な社会構築のためにミュージアムが担う社会的役割を、平和とは何かという広い見地からお話しいただきます。
安斎科学・
平和事務所所長
安斎育郎氏