特別展「新たな土地を求めて~ 戦後開拓vol.1飯田下伊那」
◆期間 2019年6月19日(水)~7月31日(水)
◆会場 記念館 光の回廊(展示室中央廊下)
◆展示内容 戦後開拓政策の変遷
飯田下伊那の戦後の再入植地図、写真、状況
飯田下伊那から県外への再入植例 など
1945年8月時点で、「外地」には約660万人に上る「日本人」がいました。
日本の敗戦に伴い、これらの人々が「内地」へ帰ってくることになります。
ところが、戦争の痛手は大きく、国内でもその混乱が続いていました。
食糧は足りず、働くところもなく、自らの生活もままならない状況で、
帰ってくる人たちを受け入れる余裕はありません。
引揚げてきても、帰る土地も働く場所もない人たち…
多くは戦後開拓という新たな国策のもと、あらためて国内の開拓に入るという
道に進みます。しかし入植地の大半は、農業には不向きな標高の高い寒冷地や
交通の不便なへき地でした。そうした条件の良くない土地で、
人々はどのように戦後の生活を建て直すことができたのでしょうか。
当館の展示でも、この戦後開拓については少し触れていますが、
今回は特別展という形で、主には飯田下伊那地域からの再入植を取り上げ、
その実態に迫ってみたいと思います。
特別展「新たな土地を求めて」 はじめに より
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