ピースLabo.木村さんと浅野先生
3月13日(土)にはじめの一歩の学習会#3を開催しました。
講 師 浅野慎一先生(神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)
テーマ 「中国残留日本人二世の人生が問いかけること
―支援法から取り残された中国帰国者たち―」
帰国者二世の多様性とそれを生み出した制度の問題点について具体的な事例を紹介しながら、大変分かりやすいお話をしていただきました。
参加者からは次のような感想が届いています。
●このような問題があることを全く認識していなかったので、とても勉強になりました。非常に重い問題で、どうしたらよいのか皆で考えていかないといけないと思いました。高度成長期に移民を受け入れず成長をなしとげたことが島国根性が形成されたことの背景にあるといお話があり、なるほどと思いました。戦前からの古い考えが間違いで、戦後は正しいということではなく、時代により修正されていくものだと思いました。(50 代)
●体験談や記念館の展示から断片的に知っていたことについて,今回は学術的な立場から整理して,また時代や政治的背景も含めて解説して頂き,とてもわかりやすく聞くことが出来ました。ありがとうございました。(50 代)
ご興味のある方、ぜひご覧ください。