厚生労働省では2016年から、戦争の労苦を次世代に語り継ぐ語り部育成事業を実施しました。
その一環で、「中国残留邦人等の体験と労苦を伝える戦後世代の語り部」研修を終えた方々も、各地で語り部として活躍されています。
「戦後世代の語り部」とは?~中国帰国者支援・交流センターHPへリンク
6月22日は、この研修の第一期生であり中国残留婦人の祖母を持つ巻口清美さんにお越しいただきます。
次回の土曜イベントは…「戦後世代の語り部」講話会です。
日時 6月22日(土) 午後2時~3時30分
講師 巻口 清美さん
タイトル「中国残留婦人、祖母シズの生涯」
シズさんは29歳の時、夫と子ども5人で柏崎開拓団(新潟県)として渡満。
夫は現地で召集され、1945年8月ソ連侵攻後、夫不在の中で子どもたちと
逃避行を続ける。混乱の中、生き延びるために子どもと中国人家庭に入る。
日中国交正常化後、30年ぶりに日本の地を踏む。引き裂かれた家族と帰国に
至るまでの長い年月は、シズさんやその家族の人生にどのような影響を及ぼ
したか。シズさんの姿を傍らで見てきた孫である「語り部」が語る。
◆定員 40名
事前予約を受け付けています。
記念館へお電話でお申し込みください。TEL:0265-43-5580